2008/04/24 木

小豆

投稿者:Yukari Nomura @18:37

雨の1日ですね。

雨や雪の日はお菓子作りに集中出来て嬉しいです。

今日はお客様が来るので急遽、道明寺でおはぎを作りました。

小豆は最近、金沢の大納言の美味しさにはまっています。

金沢の和菓子の美味しさのもと。京都の丹波大納言もとても美味しいですが、金沢の豆本来の旨みが好きです。

築地の豆問屋の主人に教えて頂いたのですが、秋に新豆を買って密封袋に生豆のまま入れて空気を抜き、冷凍庫に入れておきます。

使うたびに新鮮な新豆の風味のまま早く煮る事が出来ます。

お豆はそのまま置いておくと乾燥して、煮る時間も多くなりますよね。

市場に行くといろいろな事を教えて頂けるので、時間のあるときには足を運びたい場所です。

餡の作り方は今回、米粉のスイーツの本に載せました。

祖母がお彼岸とお盆には必ず作っていたおはぎを叔母と母がアレンジして作り続けてくれました。

ザラメと上白糖、キビ砂糖の3種のお砂糖を入れた作り方を載せていますが、実際はこれに米飴を入れるともっと美味しくなります。材料を多くすると読者の方が困るので、あえて載せませんでしたが是非お試し下さいませ。

各家庭の餡が広まりますように・・・。祈っています。

麻の実パン

投稿者:Yukari Nomura @00:03

今日は、麻の実(ヘンプ)の粉を使いパンを焼きました。緑色のきれいなパンです。

麻の実はとても体に良い美味しい素材です。緑色の実で、口に入れるとすごいエネルギーを感じます。

亜麻の実油をフレックスオイル、麻の実油がヘンプオイルなのですが、お恥ずかしながら、亜麻と麻が同じ物だと思っていた時期がありました。

フレックスより、ヘンプの方が、身体に良い事を知り、お菓子にも取り入れています。

アメリカやカナダではかなり売れているそうです。

日本でもスーパー等で簡単に手に入る日が早く来ると良いですね。

2008/04/22 火

春のベーキングプラス

投稿者:Yukari Nomura @21:36

春のポカポカ陽気が嬉しいですね。

今日は、春のベーキングプラスのクラスで作るスコーンのご紹介です。

フレッシュな朝摘み苺をそのまま使ったジャム要らずのスコーンです。

スピードカッターに小麦粉、米粉、メープルシュガー、バターを入れて回し、ボウルに取り出しておきます。

苺、たまご、をスピードカッターに入れて回し、粉のボウルに加えます。

メープルシロップを加え、まとめて10分休ませ、丸く丸め塗り卵をして焼きます。

苺のフレッシュな香りとつぶつぶ感が楽しい美味しいスコーンです。

甘みは少し強めの方が美味しいです。

イギリスではクロテッドクリームをつけますが、酸味の少ないヨーグルトを1晩水切りして、代用。

美味しくヘルシーなクリームになります。

残った苺はひふみ糖とシナモンを入れ、少し煮て、熱々のうちにアイスクリームにかけて至福のデザートに。

2008/04/20 日

行者にんにく

投稿者:Yukari Nomura @19:39

先日の築地で買い求めた行者にんにく。

にんにくの香りのする葉です。

とても身体に良く、北海道が産地として有名ですが、私の母は金沢で出合い、近江町市場の八百屋さんに作り方を教えて頂いたそうです。

正に今が旬です。

食べ方は、てんぷらにしたりいろいろですが、私はにんにく甘味噌が大好きです。

作り方は、みじん切りにして少しの油で炒め、酒、みりん、お味噌、蜂蜜を入れてサッと炒めます。

行者にんにくは、火を入れすぎると歯ざわりが悪くなりますのでご用心。

お鍋もテフロンではなく鉄製やアルミ製の方が上手に出来ます。

最後に切り胡麻を加え混ぜ合わせます。

ご飯が何杯でもすすみ、困ってしまう程。

残りはお醤油とみりんを合わせたものにしょうが、行者にんにくを加え、瓶に入れてストックし、色々なお料理に使います。チャーハンやとんこつラーメン、しょうが焼き、サラダのドレッシングや鰹のたたき等々、に少し加えると美味しくなり重宝します。

2008/04/19 土

京都の筍

投稿者:Yukari Nomura @16:28

最近、母と築地市場に行く機会が多く、先日、京都の朝堀り筍と金沢の行者にんにく、産毛のある空豆を買ってきました。

筍は上を斜めに切り、切り込みを入れて、一緒にもらったぬかと直ぐに15分程落し蓋をして茹でて、次の日までそのままにしておきます。

翌日、皮をむき、半分はそのまま薄くスライスし、生醤油で食べて(網で焼いても美味しい)半分は筍ご飯にしました。

美味しい筍はまるで、とうもろこしの様に香ばしく、えぐみもなく、旨みがたっぷりです。

築地で買った削りたての鰹節と昆布で取ったお出汁と酒、みりん、醤油で煮て、ご飯に合わせます。

香ばしい筍ともちもちの甘いお米が一緒になって。なんて幸せ・・・。

日本人に生まれてよかった・・。とありがたくて涙が出るほどの感動です。

まさに旬の今しか食べられない筍を是非。

2008/04/18 金

米粉のスイーツ

投稿者:Yukari Nomura @15:56

今日4月18日米粉のスイーツの本が出版発売されました。
お米本来の美味しい和菓子や、アジアの懐かしいお菓子、お米を入れたら更に美味しくなってしまう洋菓子やパン等。

お伽話に出てくる黍団子やインスピレーションで作ったかぐや姫の浮島。

大好きな良寛さんのお話、月の兎の練り切り。

祖母から伝わる3種の砂糖を使った美味しい餡。

今回はこだわる、こだわらない、にこだわらない素直に美味しいお菓子を作りました。

本を手に取って頂き、ページを見て下さった方。本当にありがとう御座います。

皆様と美味しさを共感でき、誰かに作って差し上げて、そこでも幸せと喜びの連鎖があれば最高に幸せです。

パンは、天然酵母から久々のイーストで、何度も作りバランスの良い配合を見つけました。初心者でも作りやすい配合になっておりますが、スイートパンの所のイーストは3.5gもしくは4g弱で作って頂き、1次発酵を少し長くするとより美味しいパンになります。

Copy Right (C) Yukari NOMURA / photo Takashi TAKADA