シュタイナーは20世紀の偉大な思想家であり神秘学者でしたが、ウイルスについても独特の考えを持っていました。ウイルスという人間を攻撃する細菌のようなものがあるのではなく、すでに何等かの原因によって痛めつけられ破壊された細胞が体外へ排出されたものだ、というのです。ウイルスという菌が人を攻撃する現代の考えとは、真逆の内容になります。シュタイナーが生きていた時代にはスペイン風邪を体験していますので、彼はそのように判断したのでしょう。当時は地上に初めて電波が世界を覆ったわけで、電波が人の細胞を破壊した、、、と考えたことになります。以来、電磁波は地球上をさらに覆っていくに従い、新たな段階に来ると新たなウイルスが、さらに今回の強力な5Gになったことで現在のような事態が訪れた、、とシュタイナー的には考えられるわけです。では、電磁波は人間に悪い影響のみを与えるのでしょうか。多少それとは異なる考えもあります。人類はこれまでになかった電磁波を通して、新たな側面を持つにいたることもあると考えらるというのです。もちろん危険極まりないものではあるのですが、人類進化との二面性も確かにあるのかもしれません。

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